アカシックレコード・ツアーへようこそ

アカシックレコードー虚空の図書館、または宇宙のクラウド、とも言われます。
虚空という「空(くう)」の、形のない世界観ですから、その実態は謎…であり、諸説紛分、いろいろです。どれが本当??ーというより、どれも本当ーあなたの世界観にマッチするものを選択すれば良いと思います。

 
そんな実態が見えない、不思議ワールドの「アカシックレコードの世界」、今回は長編で「アカシックレコード・ツアー」として、その中身をご紹介します。
アカシックレコードって、なにするところ? / なにがわかる? / 未来は見えるの? / え?未来は変えられる? / 誰でも見れる? / トレーニングしないとダメですか?/ で、どんな利点があるの?・・・などなど、アカシックの不思議や疑問がよくわかるツアーです!
お好きなところからでも、ご自由に見ていってくださいませ☆

アカシックレコードとは

アカシックレコード(akashic records)は、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い。

ウィキペディア「アカシックレコード」

また、「アカシック」という語源については
サンスクリット語の「アーカーシャ」(空間」を意味し、「虚空」または「空」と漢訳される)に由来し、その英語的な変化形である』
と記載されています。 

 

アカシックレコードの第一人者、として紹介されるゲリーボーネル氏は、
その空間、構造自体を「アカシャ」とし、その中の「個人の魂の記録」が「アカシックレコード」と、言葉の意味を明確に分けています。


アカシックレコードには 
宇宙の全ての歴史、の情報がある。なんとも壮大な話であり、それが「空(くう)」という、実体を持たない状態で存在している。
有名な物理学者アインシュタインも、アカシックレコードへアクセスし、情報を得ていた、とも言われています。彼自身が「急に思い立ったから」と言い、さまざまな難解な数式を発明してきたのですが、そういったひらめきの数々が、アカシックレコードからの情報だったのでは、ないか??という。


多才なことで有名なレオナルド・ダ・ヴィンチも、「神聖幾何学」について研究されていました。神聖幾何学は「宇宙の言語」とも言われている象徴ですから、やはり彼もアカシックレコードからの情報を受け取っていたのでは、と言われています。

また
アカシックレコードの歴史を語る上で、必ず出てくるのが「エドガー・ケイシー」、催眠療法と合わせ、アカシックレコードへアクセスし、そこから医学的な治療法を引き出していた、というエピソードも有名です。
 

そういった
情報の記録庫ー現代では ”クラウド”としての方がイメージしやすいのかもしれません。(形もありませんし)これを、大きな「図書館」として表現され、巨大な図書館ーその図書館の中にある膨大な本の数々。そこに宇宙全ての記録が入っている、という世界観が「アカシックレコード」です。 

 

※こちらのサイトでは、アカシック(アカシャ)/ アカシックレコード、を大きく分けてはおらず、同異義語として使用しています

※アカシックレコードを、単なる「記録庫」という位置づけではなく
【虚空=ゼロ=すべてがある=ワンネスの世界】という視点で書いております
(アカシックへの理解が、統合意識 / ワンネスへつながる道、という概念です)




アカシックレコードは、どこにある?

空(くう)という、空間の世界ですが
詳しくいうと、超意識のさらに奥の方…という見解です。


「意識」には3つの領域があり、
1つめが「顕在意識」ー私たちが分っている、意識できるエリア、これはよく「氷山の一角」という表現をされますね。
文献によって、幅がありますが、数パーセントか最大でも10パーセント程度とされています。

 
その下にあるのが
2つめの「潜在意識」ー潜在なので、無意識エリア。ここに個人特有の信念体系(思い込み)があったり、日々の習慣が刻み込まれている。
無意識せずとも行っているエリアなので、良い習慣を落とし込めれば良い方向へ進みますが、ネガティブな発想が刷り込まれると、どうしたって行動がネガティブ寄りになる、なんてことにも。
今世だけではなく、魂のテーマやカルマとして引き継いでいることなども潜んでおり、「個人のウラの意識の部分」ということが言えるでしょう。 

 

さらにその先になると
3つめの超意識、あるいは集合意識と言われるエリアに。「集合意識」ですから、ここってみんながつながっている部分です。みんなって…はい、みんなです。集合、集団の意識と言えるところ。
みんなとつながっているんだ!一人じゃないよ!、というのは、こんなところからも言えることです。
これは、地球上の人間ーみんな、だけではなく、宇宙のエネルギーとも同調しているという、本当に「全部」の意識のエリアです。


アカシックレコードの構造自体はこの「超意識」部分にあると言われています。
つまり
みんなつながっているのだから ➡ 誰でもアクセスできる領域でもあり
奥深い超意識エリアなので ➡ すごく簡単、というわけでもない…という感じでしょうか?
どんな風に、このアカシックレコードにアクセスするのか?、は後述します。
 
 

氷山の一角である顕在意識と、その下に位置する「潜在意識」と「超意識」。この無意識下の領域が90%以上、というのは定説ですが、では潜在意識と超意識の割合は?、というと、文献によりかなり分かれているようです。
個人的には、「超意識」というのはパーセンテージとしては、潜在意識よりも低い / 小さい数値になる、のだけれど。「密度」が圧倒的に濃くなる、ので、結局は影響力としての比較対象ーどっちが多い、的発想が無意味のように感じています。

※第3次元/第4次元…に対して、第3密度/第4密度…という表現がスピリチュアルではよくされます。次元とは場所、であり、密度とは「意識の領域」を指す、という違いがあります。

 
 




あなたはどんな「アカシック」を想像したでしょうか?

  • アニメに出てくるような「巨大なお城」みたいな大きな建物(図書館だけど)
  • あるいは雲の彼方にぽっかり浮かぶ特別な一帯
  • 深い意識のところなら、海底の奥深ーーくにある、謎の領域…
  • シンプルに、クラウド同様「空(くう)」として、形なし

あなたなりのアカシックを想像してみて下さい。

 

 

魂の歴史

アインシュタインやレオナルド・ダ・ヴィンチが観てきたであろう情報とは別に、ゲリーボーネル氏のいう「個人の魂の歴史」というアカシックレコードもあります。
私たち一人ひとりの魂の歴史も、宇宙の歴史の1つですね。
 
 

当方はアカシックリーダーとして、この「個人の魂の歴史」を読んでいるわけですが、魂の歴史を読むにはまず、「パラレルワールド」という概念を観て行く必要があります。 
 
 
 

パラレルワールドってなに?

パラレルワールドという言葉、聞いたことはありますか?
日本語で言うと「並行世界」ー「今とは違う選択をした自分」もまた、存在している、という考え方です。

アカシックという世界に留まらず、形を持たない「霊性界」では、「時間」「空間」のどちらも概念がない、と言われています。
 

 
つまり、ドラえもんの「どこでもドア」全開ー好きなところへひとっ飛び!の世界。

私たちの頭で考える「過去ー現在ー未来」という時間軸も関係ありません。
未来も過去も、「どこでもドア」なんですね。

どこでもドアー扉の向こうにはなにがある??


で、パラレルワールド。
並行世界は、A or Bという選択で迷った際、結局Aを選択したとしても、同じように「B」を選択した自分も実はいるんだよ、という話です。
今世の、今ココにいる自分も、実は何通りにも分岐していたりする…なんとも不思議な世界ですが、今世でのパラレルワールドについては、別途「IF World-もしもの世界にいる自分」に詳しく書いておりますので、そちらを参考にされてください。


 
 

直線とらせんの違い

ということで
ここでは、今世の他、過去世 / 未来世という自分の魂の転生のパラレルワールドをみていきます。
タロットカードの学習ではおなじみですが、
私たちの魂の成長は「らせん状」に伸びていく、と言われています。成長、というと上に伸びるわけですが、それは一直線ではなく、グルグル左右に動きながら上がっていくわけですねーこの「左右に揺れながら」というのも重要ポイントです!!(常に動きを伴っている)
 

統合のイメージ図:一部引用 リサ・ロイヤル著「プリズム・オブ・リラ」

左右に揺れながら、というところで
ちょっと補足の説明を入れておくと、この動きが「統合への道のり」というイメージそのものです。
左右の軸が「陰極(-)/ 陽極(+)」であり、その中心に「統合」がある。
この横軸を「波動の強さ」と表現できますし、縦軸を「波動の高さ」とも表現できます。

そして
この左右に揺れる、らせんの一部を大きく拡大すると→→その部分は「直線」です。

 
私たちが思考で考える
「過去ー現在ー未来」という「直線状」の進み方は、実はこの「らせん」を一部拡大したものにすぎません。
大きく拡大すれば…直線ですが、実は1本線ではなく、グルグル回った回転中の一部です。

 
 
 

原寸大をイメージしたら

グルグルのらせん状を、一部拡大したら直線になりました。
では、反対に縮小というか、原寸大にしてみたら、それはどんな形になるのでしょうか?

「点・」 形というか、点です。

なぜ「点」になるのかー
ー宇宙が誕生してから<138億年前>
ー地球が誕生してから<46億年前>
ー生命が誕生してから<人間型-ヒューマノイド型で約1万年前>
ーそして自分の魂が誕生してから。
アカシックには、そういった莫大な時間の情報があります。

 
「地球が誕生してから」という数字を分母に=24時間相当、とすると
「生命が誕生してから(人間型)」という数字を分子に当てはめて計算してみると=約0.2秒


桁違いの短さにアゼン…としますね。
人間型の地球人の前には猿人類もいましたし、地球ではなく、宇宙の誕生とすればまた分母はさらに大きくなるし。そんなこんなで、さらにこの数値には変動がありそうですが、いずれにしても、あれだけ世界史や日本史で学んだ古代文明から今に至るまでの歴史が、「0コンマの世界」と言えるほどの短さ、ということです。

 
つまり、個人の魂の転生は、広大な宇宙からしたら…想像を絶する小ささ、短さです。(というか、宇宙がケタ違い…)
縮小、というよりただ「原寸大」にしてみると、全てが「・」点状。
自分の頭の中では、10年前や10年後という長い時間も、アカシックの世界から見れば「点」ーそれは並行世界そのものであり、どこが最初で、中間で…を正確に並べること自体が不可能。


だから、どこが過去 / 未来という区別がありません。
実際、私たちは自分の未来世からも情報をもらっています。 
頭ではなかなか納得できないのも当然、シンプルにいえば「立ち位置の違い」ー地上から見上げる天上と、天上から見下ろす地上、そんな風に大まかにイメージされると良いのかもしれません。
 

 

※ 参考画像は全てイメージ図です
並行世界観をわかりやすく想像して頂くためのもの、として参考にされてください。
ここでは「直線的な時系列=過去ー現在ー未来」ということに対して、直線ではなく「らせん状ー点状」で表現しております。

他に、専門的な量子力学的視点で言えば、第10次元のひも(超弦理論)が絡み合う並行世界、もありますので、いずれにしても、思考では想像できる範囲を超えている内容…ですね。


 
 
 

未来は見えるのか?

アカシックワールドでは、未来は見えるのか、見えないのか?
これは読み手側によって異なり
・わかる
・過去と現在のみで、未来はわからない
・未来を書き変えることもできる
など、さまざまです。


既にパラレルワールドの項目で書いたように、「どこでもドア」という時間・空間の概念がないところですから、「未来はわかる、見える」というか、シンプルに「そこにある」
それを、「見るのか / 見ないのか」、あるいは「見えるのか / 見えないのか」というのが、後述で出てくる「どこに立つのか」という(読み手側の)視点でもあります。
 
 
 
 

未来を書き変える

アカシックレコードリーディングの内容として、
「未来を見る」⇒「それが望む結果でないなら、書き変える」
という内容があったりします。

 
確かに、未来は変わります。
今、これからを変えることによって、どう到達するのかは、あくまで「未定」ですよね。
ただ
ややこしくなりますが、過去も変わります。
後述するホログラフィックヒーリングという、全体への癒しが起きると、過去から未来から、という変化は常に起こるものです。

 
で、書き変えるということですが
見えた未来が望ましくないなら、どう改善すれば良いか、という現実の行動を変えることで「自然と」未来の結果も変わります。そういった意味で、変えられます。
 
 
こちらも後述しますが、当方の場合には、未来のアカシックレコードリーディングでのビジョンは「70-80%」という感覚があります。では残り「20-30%」はなに??、というと、
それが現状を踏まえた、今後の「創造性」にかかってきます。
それが、魂の成長であり、魂が体験をしにここへ来た!、ということの醍醐味でもあるわけですね。そうやって、宇宙は統合に向かい、拡大発展しています。
 




対して
書き変える、という「未来の結果」自体を「決定」することなどは、誰にもできません。コントロールできる、という幻想を捨てる必要があります。
少し話が逸れますが、そういったエゴ全開で霊性界とつながるのはお勧めできません。変なものと、つながってしまいますよ。。


自分の、あるいは他人の魂の書ーアカシックレコードの本へ、死神だけが持てる魔法のペンで、未来の結果を書き変える、みたいな場面は、アニメで見かけたこともありますが…(面白かったです☆)
エンターテインメントとして楽しめる範囲、ということになるでしょう。 
 
 
 
 

誰でもアクセスできるのか?

「どこでもドア」なアカシックレコードの情報庫、限られた人しかアクセスできないのでしょうか?
アインシュタインの例を出しましたが、そういった天才たちしか、わからないところなんでしょうね…

いえ
誰でも、全ての人がアクセス可能です。というか、既にアクセスしています。

広義では
全ての第六感、チャネリングの情報はアカシックレコードからのメッセージー自分の、宇宙の全てがそこに記録されているからです。
チャネラーと言われる人々も、ダイレクトに「アカシックレコード」にアクセスをしていなくても、結局は記録庫からの情報を得ている、と解釈できます。 

 

自分の情報のみならず、気になるあの人の情報も…ある程度は可能です。
ある程度??
これは、誰しも「漏れ出ているエネルギー」があり、そういった表面的な情報は見ることができるからです。
 

ただし
もちろん、その先の話もあります。自分自身の情報もですが、他人ならなおさら「個人情報保護」の観点から、誰でもなんでも見放題ってわけではありません。
自分の情報を、誰でも勝手にのぞき見しているって…イヤですよね⤵ 

(チャネリングに関してー個人情報保護 / 漏れ出るエネルギーなどの詳細は、チャネリングページをご参考にされてください) 

  
 
 

どうやってアクセスするの?

もともと直感に優れている人や、トレーニングを積んでいる人ならなおさら、幅広い情報を拾えるでしょう。見えるのか、聞こえるのか、なんとなく感じるのか、あるいは、問いかけの答えになる内容のものを偶然見かける、みつける、ということでも得られます。(霊視 / 霊聴 / 霊感 / 霊知は、個人でそれぞれ得意分野があります)
人により、情報の得方はさまざまで決まりはありません。
 

アカシックリーディング中は、変性意識というか、思考がバリバリ働いているという時とは少し異なります。なので「ゆめを通して情報を得ている」という場合も非常に多いです。
ほか、アカシック瞑想とも言われるように「瞑想状態」であったり、リラックスをして身体に力が入っていない状態であること。思考が働いていない、という状態で言えば、身体を使った「ヨガ」や「マインドフルネス」でも、情報を得ることができます。
アカシックリーディングのテクニックを学ぶスクールや講座などでは、1つ1つを詳しく手順を追って身につけられるでしょう。


ちなみに
当方も「マイ・アカシック講座」という、アカシック関連の講座を設けていますが、こちらは「テクニック」を学ぶ内容ではありません。
誰でもアクセスできるアカシックレコードの世界です。特にテクニックは必要ありません。逆にテクニックがあっても、深いリーディングはできません。(テクニックは、誰でも一定の効果 / 結果を得られるマニュアルのような位置づけ)
なぜなら…
自分自身の波動域に共鳴した情報、しか得られないからです。
つまり、必要なのは、テクニックではなく「自分自身の波動を高く保っていること」です。そんなこと言われても難しい…と思われた方! 大丈夫、マイ・アカシック講座なら、ステップバイステップで少しずつ、無理なく波動を高めていけるよう組み立てられています。



と、宣伝はこの辺で。
アカシックレコードの世界、次へと進んで行きましょう。
 
 
 

アカシックレコードからの情報

門番がいる

アカシックレコードへの誘導瞑想などに、「大きな図書館の門の前に、門番がいる」といったような設定があったりします。
この門番自体も、自分自身がイメージできた人ならどんな人でも良く、「番犬」としてワンちゃんをイメージされる方もいますよね。

番犬さんたち!セキュリティって…わかるかな??

これは
先述した「個人情報保護」という観点からの、「あなた、何しに来たのですか?」という意志を確認するための儀式。門番、はあくまでもイメージであり、実際は「エネルギーバリア」を通過できるかどうか、といったところでしょうか?


エネルギーの世界ですから、明確な境界線があるわけではなく、「漏れ出ているもの」「ごく表面的な情報」なら、誰でもキャッチできます。が、
誰それの○○を知りたい!、といった物見遊山な気持ちであれば、静かに門番にお断りされてしまうでしょう。
自分自身のイメージ的には、扉を開けてもらえた!、かもしれませんが、アカシックレコードの中身はかなり難解な迷路です。ごく表面エリアだけを許可してもらえただけ、なのかもしれません。
  

では、いよいよアカシックレコードの中に入っていきましょう。 

 

 

どこに立つ?

さてさて
誰でも読むことができるアカシックの情報、あなたは門番の質問になんと答えるでしょうか?

あなたはアカシックレコードから、どんな情報を読み取りたいでしょうか?
そこで出てくるのが、あなたの、読み手の「立ち位置」のハナシです。

 
ここで、西洋占星術で使用している「ホロスコープ」をイメージしてみてください。

360度の円が、30度12等分に区切られています。牡羊座 / 牡牛座 / 双子座…あるいは、1ハウス / 2ハウス / 3ハウス…という同じく12等分の区切りがあり、この区切りによって性質が異なります。 

まず、読み手であるあなたが、この12区切りの中のどこに立つのか?
それによって見える情報が異なります。
天才物理学者・アインシュタインなら、物理学、数学といったエリアに立つでしょうし、これまた天才のレオナルド・ダ・ヴィンチなら、美術 / 数学 / 医学…さまざまな区切りをまたがって立つことができたでしょう。 
 

宇宙の全ての情報ですから、他全ての専門エリアに分かれ、自分の立ったところの情報を読み取ります。
なぜ「立ち位置」が必要なのか、というと…
自分の知らないことは、認識できないからです。


アカシックレコードを詳しく解説した「ルドルフ・シュタイナー」、彼は著書のなかで、
「”氷”を認識している人は、”水”がそこにあることがわからない。”氷”になって、初めて認識できる」といったことを語っています。

 
知らないことは、見えない。
だから、そこに宇宙をひっくり返すくらいの数式が書かれていても、凡人すぎる私には、1つの数字や記号すら認識できそうにありません…ここで見える範囲、読める範囲の「専門性」が選別されます。


先述した、統合へのイメージ図、らせん状に成長して行くよ、という話でした。
どこの位置に立つのかという立ち位置と、らせん状に成長する自分の魂、を合体させてみましょう。

受け口が広い-狭いけどピンで鋭く伸びる-三角形のバランスが崩れていびつ…見える、受け取れる情報は、読み手によりそれぞれ異なります


自分のヨコ幅の広さ<受容の間口>
そしてタテの高さ<そもそもの個人の持つ波動域>
全てエネルギーレベルの話ではありますが、それに見合った、入口があります。
自分の知識や波動域によって、広さも変わってきますね。
そして、「なにしに来たの?」の答えが見える部分ー牡牛座のエリアか、乙女座のエリアか?→

物理学なのか、医療なのか、あるいは個人の魂の歴史なのか… そういった『立ち位置』があるーそこで初めて、あなたに、読み手側に見える情報が決まります。 
 
 
 

超重要!奥行きのハナシ

「立ち位置」によって、読み取れる情報が変わるのでした。
そして、そもそもが
自分のヨコ幅やタテの高さ、というエネルギー状態によっても、見えてくる範囲が変わります。
立ち位置、といっても、門番に却下されて、大した情報が手に入らないかも知れませんし…

 
段々複雑になってきた、アカシックの中身ですが
さらにプラスされるのが「奥行き」という深さです。図書館という建物は、二次元の世界ではなく、空(くう)の世界にある立体ですから
ヨコ幅があって、タテの高さがあって、ならば深さという奥行きも出てきます。


ここが超重要ポイント!!
表面的、という言葉を使ってきましたが、それは漏れ出てしまっているような、誰でもわかる状態の話です。それに対しての「深さ」ということは、エネルギーバリアが何層にも重なっているようなイメージです。では、深さからみえる情報とは、具体的にはどんなことなのでしょうか? 

 
一つには
「より専門性の情報」、今までにはない未知の選択肢が隠れている、ということがいえます。(革命や発明につながる、画期的なアイディアなど)

 

門をクリアできても、図書館の敷地内も、広く奥深い
館内の本も、ズラリと奥深くまで並んでいます

 
もう一つの側面としては、かなり対照的ですが、深くなるほどにエゴが削ぎ落されシンプルになっていくー今世での、魂の核と言ってもいいのかもしれません。
 

まだ見ぬ地球の未来、地球人の未来ー「統合」へ辿り着く、という結果だけは揺るがずに決まっています。もとは、統合されている「一なる(いちなる)意識」であったものが、「分離」を体験し、そして今は「統合へ帰る」、という旅路の途中ーエゴがだんだんと削ぎ落とされていく段階です。

 
アカシックの情報は、深くなればなるほどに、統合意識へ=「ゼロ」=「ワン」という一(いち)へより近づく内容となっていきます。


なので、少し前述したように
アカシックの未来情報は、「70-80%」という「余白」を残しているように思われます。確定なのではなく、どこまでも「統合」という「一(いち)」へ向かって成長するーより多くの統合を学び、成長するためのもの、だからです。その”体験”のために、期間限定の肉体を持ち、ここに来ているのですから。大天使たちでさえも持ち合わせない、人間ならではの「創造力」を活かす、ということを、魂も望んでいます。


そして
この深いエリアからの情報は、後述する「ホログラフィックヒーリング」に大いに貢献するものとなります。 
 
 
 

アカシックヒーリング

ホログラフィックヒーリング

ホログラフィックヒーリングとは、
ホログラムのように、部分的な変化が全体へと広がり、イコールで広範囲が癒されるということを意味しています。小宇宙である私たち一人ひとりの変化が、広大な大宇宙への変化、ヒーリングとなります。
 
 
つまり
1人 / 1つの癒しが、統合が、全てに広がり、アカシックの世界全体の癒しーヒーリングとなる、という意味です。(集合意識でも、皆がつながっていましたよね)
水滴を1滴ポトンと落とすと、ただの一滴が全体に広がるのと同様で、一人ひとりが統合に近づく、あるいは1つ1つのカルマが癒され昇華されると、それが集合意識全体への成長にもつながります。 

1人の / 1つの統合意識へのステップが、集合意識全体へと響き渡り、ドミノ倒しのように、アカシック全体が癒されます


自分が生きていることに、なんか意味があるんだろうか?ー
自暴自棄になると、そういった疑問が湧いてきたりということもありますが、私たち一人ひとりが生きているだけで意義がある、と言われる所以でもあるでしょう。
 

宇宙という全体の流れが、「統合」へと向かっているからこそ、自然と人間は成長しようと、前向きに生きようと、生きがいを求めようと動き出します。そして、思うように現実が動かないと、悩み紆余曲折しながらも進んで行く。

それは
一人ひとりが統合へと向かうーアカシックワールド全体へのヒーリング、癒しをもたらす大きなパワーを持っているということでもあります。そして、私たちはお互いにつながり、協力し合って「ワンネス」という「一(いち)」を創り上げています。
 
 
 

アカシックレコードの結末

既に書いておりますが
アカシックレコードの結末は「統合」です。
統合という「一(いち)」の世界に戻ったなら、また分離をし、さらなる成長をするのか…その先は未知の世界です。
宇宙の全体像は、未だ解明されていませんし、先を知るには、人類はまだまだ未熟なのでしょうね。



アカシックレコードの世界、いかがでしたでしょうか?
そんな感じなんだ、と少しでもイメージし、身近に感じて頂けましたら嬉しいです。
過去世や、未来世を知ることは、「エンターテイメント性」という側面もあり、単純におもしろい!ですよね。そういった情報を得る、ということもありますが、


霊性界は、どちらかというと厳格であり、「自分自身の波動域と共鳴する」。自分に見合った立ち位置と、広さと高さと深さの情報が得られる、ということには変わりありません。
また、未来を予言するためのものでもありません。「なにを選択するのか?」ーそれ自体が、私たちの体験・チャレンジであり、アカシックの情報は、その道をサポートするための道しるべとなってくれます。


アカシックレコードには
全てのパラレルワールドの情報が詰まっています。なにを必要として、なにを知り、そしてどう活かしていくのか。
深く知れば知るほどに、「自由な自分を生きる」というBeingが自然と形創ら
れる=「覚醒」は自然と起こります。
それが、アカシックという統合へ向かう世界に満ち溢れる「愛のエネルギー」だからです。


アカシックレコードの世界へようこそ
今度は、あなた自身のアカシックワールドへと、足を延ばしてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 


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