カードリーディングとサイキック

タロットカードを読むのに、特別なサイキックの能力は必要なのか?
必要です / ある程度は必要 / 特に要らない 、と
意見は人によってマチマチです。
あなたはご自身でカードリーディングをしていますか?
能力がないからできない? 別に普通に読んでいる?

主観による部分が大きいので、自分がしっくるする・納得する意見を取り入れて頂ければと思いますが、ご参考までに私が感じていることを書いてみたいと思います。 

 

誰でも使っています

「サイキック」というと、ちょっと特別な感じがします、が
平たく言えば第6感ー直感ということなので、実は誰でも使っています。

虫の知らせ、とでもいうような、なんとなくこんな気がしたから…ということで、いつもと違う選択をしたり、ピピッ!ときてこっちに決めたとか、ワンちゃんなど飼う気がなかったのに目が合って何かを感じて離れられなくなってしまい…、とか、よくある話です。
 

 
直感には理由がない。
だから改めて「なんで?」と聞かれると、「さぁ…」としか答えようが無かったりします。
そして理由がないゆえ、理由があることへとすぐにすり替わってしまう、という難点があります。

  
できるーできると思うーできるんじゃないかなーいや、よくわからない。
直感では「できる」が沸き上がってきたのに、思考で上書きされることで、
理由・根拠のない「できる」は消えてしまい、できない理由、よくわからない理由が代わりに展開されてしまう。

 

つまり
サイキックな能力がカードリーディングには必要か、というと
「必要」で、さらに無意識のうちに「誰でも」その力を使っています、ということです。
シンプルに、自分自身が「その直感」を採用していないだけ、という。 

 

どの意味を採用しますか

Two of Pentacles

ウェイト版タロットの小アルカナ
ペンタクルの2のカードです。

2つのコインを器用に操る青年、賢くバランスの良さが伺えます。
下には大波にもまれている船ーどうなるのでしょうか?
きっと器用な彼なら、なんとか困難も乗り越えてゆくことができるでしょう。

と、前向きに読むこともできますし

2つのコインを、インフィニティー永遠の中で、永遠に回し続ける単調な毎日、同じことの繰り返し。活気のない中で、
大事なことを見過ごしてしまい、気付いた時には船は転覆してしまっているのかもしませんー警告

というように、質問に応じて解釈は変化します。
こういったタロットカードは、通常逆位置をとるので、逆さにでればマイナスの要素が強く、という目安にはなるものの、結局さまざまに意味・解釈があるところから、どの意味を今回採用するのか、は自身の直感ーサイキックによるものです。
 

解説本を片手にでも、その中で何を採用するのか、
そして選択したものを自分で否定しないことーこれだと感じたことを理由がないまま採用できること、
それを繰り返してゆくうちに、ピン!とひらめいたことを採用する、ということが当たり前になってくるーサイキックリーディングが完成します。 

 

能力を鍛える

スピリチュアルを仕事にしている人の中には、
幼いころから目に見えない存在が見えていて、とか、家系がそうだったから、といったように
元々の資質がある方もいれば、
 
特別にサイキックなわけではなく、地道に訓練したことや自分の直感を疑わない、ということから能力が鍛えられた、という方がいます。

このサイキック能力ー直感は誰にでも備わっているものなので、
筋肉みたいに、鍛えれば鍛えるほど発達する、というのは有名な話。
直感を鍛えるのに、カードリーディングは最適です。
ビジュアルがあるのでイメージしやすく、好きな絵柄のオラクルカード等であれば、見ているのが楽しい、という感覚のまま潜在意識を刺激することにつながります。

楽しみながら、直感力を鍛えてみるのも良いですね☆