日常にある「枠」のある思考

「枠がある」というと、
あまり良いイメージがありませんね。なんだか、自分が狭いモノを持っているような感じがします。
ここで言う「枠」とは「思い込み」と同じ意味で使われていますが、
「自分が持っている枠=思い込み、って何だろう?」と、
自身ではなかなかその思い込みに気付くのは難しいでしょう。

実は、日常の中にこの枠はコロコロ転がっているものです。
 

   


 

例えば、金額が張るお買い物をした時。
家電やパソコンやスマホなどの機器、インテリアや自分周りの小物、洋服類。
金額が高ければ高いほど、あるいは早々買い替えるモノではないモノなどの時には、

「長く使わないと!」

と鼻息が荒くなるものではありませんか?
それは当然のことで、「元を取らなくては」という計算式が成り立つのが普通です、余程のお金持ちでない限りは。

この思考が実は「枠」です。
「高かった」→「元を取らねばならない」⇒「長く使わなくてはならない」

では、「枠」だ、「思い込み」だと、言うのなら
どんなふうに思えば「枠」にならないのか?

「高かった」→「元を取りたい」⇒「ぜひぜひ長く使いたい」です。

ん?
どう違うのでしょうか??

  



「長く使わなくてはならない」VS「長く使いたい」
これはどう違うのか?

ほんの少し視点が違うだけです。
ですが、繰り広げられる未来が確実に変わります。

「○○しなければならない」という思考は、しなければならない、こうあるべきという「枠」になります。
では、高額で購入した物がすぐ不具合を起こしたらどう思うでしょうか?
「いくらしたと思ってるのよ!!」「ありえない」「長く使わなきゃいけないのに!!」
『どうしてくれるんだ』という思考から抜け出るのが難しくなってきます。

 

一方で、「長く使いたい」と思いながらも、
高額で購入した物がすぐ壊れた…「いくらしたと思ってるのよ!」、な思考は同じでしょう。
怒りもあるし、ショックでもある。
ただ、「枠」=「使わなくてはならない」というものがなければ、
選択肢が広がります。
極端に言えば、「下取りに出して買い替える」という選択もある。
「使わなくてはならない」、という理由はどこにもないのです。
「どうしてくれるんだ」というカオスな世界から、
じゃあどうする?、自分は情報不足だったのかな?、何が必要なのか?といった次へのステップが圧倒的に速くなります。

  


   

スピリチュアルで言われる「引き寄せの法則」、
なにか魔法のようなことなのではなく、何かしらの大がかりなアチューンメントが必要なのではなく、
毎日の思考の積み重ねで、見えてくる世界がどんどん変わってくるものです。

結局、カオスなグルグルした状態は波動が低いので、
その波動に引き寄せられた、共鳴した低い波動のカオスばかりが自分の周りに広がります。
反対に、気持ちを切り替え心地よいモノ・コトを自分の周りへ優先していれば、
その波動に引き寄せられた、共鳴した高い波動のことばかりが自分の周りに広がります。

 

ちょっと振り返って見て、
「あ、○○しなければならないって思っていたな」と思い当たることがあれば、
「○○したい、では今どうすれば?」、という自分の行動へと置き換えてみる、
そして「○○したいです、お願いします!」、とあとは人事を尽くして天命を待つー手放していきましょう。 
これって「枠」かな?、どう変換すれば良いのだろうか?、と迷ったら、
単発のセッションをぜひ活用してみてください。