変わりたいのに変われないーその1歩を踏み出すには

私たちの、ホメオスタシスとしては「安定」を求めるものの、世の中が、宇宙が「諸行無常」で変わり続ける。ということがベースにあり、結局私たちは「変わらざるを得ない」ことに日々直面しています。
昔は良かったねぇ、なこともあれば、便利な世の中になったよねぇ、なこともある。そう、人間は結局変化を受け入れて順応してゆく、という力も持ち合わせているのです。

 
今回は、自分自身が「変わりたい」とは思ってはいるものの、
あるいは、「変わるには○○だよ」って方法を聞いてもなんだかな、としっくりせず、
なかなか変化へと踏み出せないという方へ、変容のプロセスのポイントを1つ、お伝えしていきます。

「そんなこと言われても…ねぇ」

頭ではわかってはいるものの、結局それって理想論で、現実は違うじゃない??、とあなたがつい思っていること、思ってしまうこと。
それが何よりも変容のポイントになります。

そんなこと??、と思わず、どうぞしばし読み進めてみて下さい。
 

 

第1段階・気づく

「占いの当たっている・当たっていない」という記事でも書きましたが
「よくわからない」から占いをトライしてみるものの、結果を聞いたところで「当たっていない」と感じたこともあるのではないでしょうか?
わからなかった、はずですが、なんとなくベースに、言葉にはならない何かがあるのですよね。だからそこにかすらない結果に、「当たっていないよ」という感想を持つわけですね。
 

結局は、占いをすることでその奥底にある”なにか”が浮き上がってくる、呼び水になったわけで、スピリチュアルの鑑定では、そのような流れももちろんあります。

 
あるいは
占いの結果に「そうなんだよ…」と肯くことばかり、ということもあるでしょう。特に詳細を聞いていたわけではないですが、チャネリングやカードから読み取れることをお伝えすると、実は…実は…と、あんなこともこんなことも「そうなんですっっ」なことが湧き出てきたりする。

第1段階はこのように、
まず「気がつく」「知る」ということなのでー知らないことには気づけないのですから…ースピリチュアルがキッカケとなって「知る」ことができます。
とはいえ、これは第1段階なので、お次はそれに対してどう行動していくのか?、という実践編になるのですが、そこで出てくるのが・・・「そうは言われてもねぇ…」という足踏みです。
 
 
 

第2段階・そうは言われても…

実際のセッションだと、電波障害?聴こえていますか??、と本気で聞いてしまいたくなるほど、考え込んでしまう方もいらっしゃいます。まさに、そうは言われても実際は…というところをグルグル考え込んでしまうようです。

それが、変容の大大ポイントです。

家族がー子供が、親がー・仕事が・お金が・時間が。眼の前に広がる現実・事実、これを変える、あるいは、この環境下で変えるのって…どうやるんだろう…??

そうイメージすると気が遠くなって、なんだかな…でやり過ごしてしまう。だから結局、時間が経っても何も変わらない、ということになってしまいます。

 
あなたが感じた「そうは言われても」、そこから目をそらさずにそこを深堀する必要があるのです。
それを変えよ、だけではなく、「ここだけは変えられない!」という核を見つけられる場合もあります。
ざっくりと、家族が / 仕事が、といった変えにくい環境は誰にもあることですが、
「家族」と言っても、あなた視点の「家族」であり、当の本人との思いとズレている可能性もあります。
「仕事」といっても、収入なのか、自分のやりがいなのか、優先したいことは何だったのか。

どんどんそぎ落として、そしてその中から新しい何かが生まれてきたり。○○だと思っていた、けれど、実は違ったということに気づけた時が、本当の「変容」となってきます。

 

 

大丈夫

悩みの渦中にいる方へ、「大丈夫ですよ」という言葉はちょっと無責任な響きにも聞こえます。
ですが、スピリットたちからのメッセージというのは、やはり「大丈夫ですよ」になります。

この大丈夫、という言葉の意味は
「お金がない→大丈夫、明日にはお財布の中のお金が増えているよ」というような、物理的な変化のことではなく
「お金がない→大丈夫、お金を作る方法は”必ず”あるからね」という意味です。


眼の前に広がる現実に、「もうどうしようもない…」と途方に暮れることがあるかもしれません。ですが、「dead end-行き止まり」ということは決してない、だから大丈夫です。
行き止まり、なら戻れる道があるのではないですか?いいや、戻ることもどうにもならない、なら、その目の前の壁をぶち壊す、という方法もあるのでは??ーこのぶち壊しが、破壊と再生という、大きな変化、そうは言われても難しいよ、という自分の枠を変化させるという行動そのものです。


必ず方法はあります。
だからそうは言われても…と思いとどまらずに、その変容ポイントを活かしていきましょう。
自分の信頼、スピリットたちとのつながりがあればあるほど、その方法が降りてきます。
ちなみに。。
「大丈夫」というのは、私たちはもともと全てを持っている、ということがベースにあるからです。もともと全てを持っているのに、知っているのに、それをわざわざ忘れて、チャレンジをしながら魂を成長させてゆこうとしている。だから、思い出して気がつけば、実は何のことはないー大丈夫、だから一緒にその変化の1歩を踏み出してみませんか?