直感が働く人、そうでもない人。
直感は、「推理・経験によらず、感覚的に物事の真相をとらえること」（新明解国語辞典）であり、「理由がない」というのが大きな特徴です。
一発目に浮かんだ言葉、つい発した言葉、などは直感の場合が多いです。（単に湧き出した思考の場合もあります）
ところが、この直感を次の瞬間に「～だと思います」「～かも」と、思考を介して理由をつけ、直感が形を変えてしまう…、そのような経験はないでしょうか？
自分には「直感がない」「インスピレーションはない方」という方もいますが、誰にでも直感は携わっており、それに気付くか、気付かないかの違い…なのかもしれません。
そもそも高次の存在には「言葉」が存在しないので、（宇宙語、と言われるライトランゲージも波長です）、言葉で明確に私たちに伝えるのが難しい、とも。
AなのかBなのか、の選択時には「A」と明確に示すのではなく、「A」が好ましければ「A」の要素をチラリホラリと目の前に登場させる、などのメッセージを送ってくれる…という感じでしょうか。
誰にでも分け隔てなく、必ずそういったメッセージは送られており、要は気付くか気付かないか、の違いーなのだとしたら、なぜ気が付けないのか。
- 思考がネガティブなど、一方に偏っている時にはメッセージを拾いにくい。目の前に広がるネガティブに夢中、という感じ…もったいないですね。
- また、自分の感覚ー直感であるため、自分に信頼がない、自分を信じていない、という自己肯定感が低いと、直感を一瞬で思考回路に組み込み否定してしまうことにも。
単純に言えば、「自分を大切に」とか「ネガティブな見方ではなく、立ち位置を変えて」とか、ありきたりであり、正論を行く、という方法もあるのですが。
いろいろな方法がある中で、一つの提案としては
「ずっと追いかけてくる事柄」
それを、気に留めてみる、振り返ってみるということです。
時が過ぎ、状況が変わってもずっと気になっていた。
あたり前にできるから、そんなの才能だなんて思ったこともなかった。
自分には全く関係ないと思っていたけど、なぜか目についた。
ボイジャーカードなどでも、同じカードがよく出る、はある意味要注意です。とてもポジティブな意気揚々、とした意味のカードであっても、です。なぜ何度も登場するのか、その裏には必ず何かしらのメッセージが潜んでいるはずです。手を変え、品を変え、みたいな感じですね。
太陽とひまわりのコラージュで描かれており、この地球での「行動」の集大成のカードでもあります。
どうしても気付いてもらいたい。
今度こそ気付いてもらいたい。
ハイヤーセルフは折を見て、私たちに大事なメッセージを何度でも降ろしてきます。
「幸運の女神」は前髪しかないので、目の前を通った時に掴まなかったら二度と掴めない、と言われていますが、
自身にとって本当に大切なメッセージは何度でも、私たちに舞い降りてきています。
それはまるで、暖かく降り注ぐ太陽そのもののようです。
「北風と太陽」ーぽかぽかと優しく降り注ぐ陽に満たされ、ついには自分から上着を向いでしまうように、自分を、自分のハイヤーセルフを信じていれば、いつしかその合図に気付けるようになるでしょう。
Voyager Tarotの中に「Player」ー遊ぶ子供ー
というカードがあります。
大人になれば、なんてことはないことも、「何だろう？？」と興味津々で「真剣に」取り組み「遊ぶ」子供たち。
真剣に、でも楽しんで遊ぶ。
そんな軽やかさが大事です。
気になったこと、「あれ？これってメッセージかな？合図なのかな？？」と真剣に考え込む前に、まずは「遊び」の感覚でトライしてみる、というのも、気持ちの切り替えとして良い方法です。
取り組んでみて、長続きしないことは「やりたいと”思っていた”こと」なので、いわゆる「執着」ですから、それに気が付けば手放せます。断捨離にもなりますね。
気軽にポンッ！と踏み出してみる、をお勧めしますが、その今一つの行動を起こすために、背中を押してほしいときには個人セッションが役立ちます。頭で考えていることと、心の声をすり合わせていくことで、よりハイヤーセルフにも近づけます。
自分自身の統合ー調和を図ることで、いつもいつも意識しながらがんばらなくても、ハイヤーセルフたちがセッセと動いてくれるので、目標達成も速いです。
いつでも太陽の様に見守っているハイヤーセルフとつながるー今までは気が付かなかったような、新しい道が見えてきて、楽しいと感じる機会がきっと増えてきます。
