モチベーションを保つもの

モチベーション、いわゆる「やる気」
あなたはどのようにしてこの「やる気」を保ち続けていますか?
いつでもやる気に満ち満ちていますか?反対に、やる気が起きずにマッタリしているでしょうか?
何かを達成する時には、このモチベーションを保つことが非常に大切なのですが、同時にそれは非常に難しい、ということを体感したことがある、という人も多いのかと思います。
私たち人間には感情があり、上がっている時も下がっている時も波が自然に起こるからです。
プラス「身体」に物理的に疲れがたまれば動きにくくなってゆく。
継続して物事に取り組める、ということも一つの資質・才能ではあるのですが、そうでない人もどのように「やる気」と向き合うか、について、2つの側面から見てみたいと思います。

 

 

  外的要因

そもそも「やる気」は、初めからそこに存在しているわけではありません
「やる気はあとからついてくる」にも書いたのですが、やる気が起きないからできない、
のではなく、動く=行動することでジワジワやる気がみなぎってくるものです
そう、なのでまずはヨイショ、と腰を上げて動くことが大事。
そのために「外的要因」は強力です。
つまり「やらなければならないこと」ー仕事やプライベートでも予約していることなど、既に決まっていることです。
言い換えれば「ルール」や「規則」でもあります。
学生時代には、学校へ登校する時間に始まりー1限目ー2限目ー3限目ー4限目ー昼食時間…、とすでにキッカリ決められており、面倒くさくても眠くてもその時間には始めざるを得なかった。
会社勤務でも、始業・終業時間や公休日などは、会社ごとに決められている。
プライベートでも、ごみ捨てのルールといった細かいことなどの決まりごとは皆抱えており、それに沿って行動せざるを得ないわけです。

また、「お金がない、という事実」にも書きましたが、「切迫感」というのも「やらなければならないこと」に入りますね。
お金がない、なら「作るしかない」となるので、どうしようかな?、ではなくなるのです。
動き始めるからこそ、やる気が立ち上がり、どんどん進められて成果・結果にもつながってゆく

これらの利点は

  • 勢いがでること
  • 規則正しさが生まれること
  • 最低でも、というラインは越えられる

などが上げられます。でも反対に欠点もあります。

  • 途中で疲れがでる
  • 達成、そのものに価値が向き、何をしたいのかが不鮮明  

やるぞ!と握りこぶしを作るようなイメージは、ある程度は良いのですが、長期では続かないー慢性的になってきたり、そこまでエネルギーが持たなくなってきてしまうのです。
自己啓発系のお話では、「しなければならないこと」ではなく、「やりたいこと」をやる、と言われることが多いのですが、「やらなければならない」という外的要因や、「足りない」という欠乏感も、上記のように上手く取り入れるとモチベーションを保つ一つの要因になるのです。

 

 

  内的要因
「やる気」を起こすための行動、もう一つは「内的要因」、つまり単純に「やりたいこと」をやる、
ということです。
特に何かしらのルールや制限はなくとも、ただやりたいからやる、気付いたらすでにやっちゃっている、というもの
やる気、という言葉も思いつかないところで、ずーーっとやり続けられるという強みがあります。内容によっては体力的に身体が疲れることはあっても、精神的にはイキイキとしていられますね。
 
弱点としては、優先順位が後回しになりがち、というところです。
仕事やプライベートでも、「やらなければならない」ことからさばいていくため、気付いたら時間がなくなってしまい、日々の生活の中に流れてしまう、ということにも
この、「単純にやりたい!」と感じることこそが、自身の資質・才能を活かしていることにほかならないのですが、ルールや切迫感のような「枠」がないと、ともすれば見失う、というのもなんとも皮肉なところです。

 

 

  小さな自分ルールを持つ
毎日やらなければならないことはたくさんある。
でも、その中で楽しいと思える人生を創る、のだとしたら、自分が無条件でやりたいと思うような「情熱」を傾けられることが、近くにあると良いですね。
 
そこで、日々「やる気」を保つ一つの方法として
「小さな自分ルールを持つ」
ことをおススメします。これは、できれば、毎日続けられるような小さなことの方が良いです。

外的要因である規則正しいといったルール化、は少なくともという最低限のラインをキープできます。
そこに、内的要因である自分の無条件にやりたいことを設定する。
 
好きだからやりたい、と思っていることも時には、忙しくて優先順位から落ちてしまうことがあるかもしれない。
だからこそ、「小さな」ルールで良いのです。
毎日好きなことに触れることで、その行動からやる気スイッチがONになってゆくでしょう。
 
私の「小さな自分ルール」は、毎日レイキのトレーニングをすることです。
レイキの講習を受けている方はご存じかと思いますが、「発霊法」を毎日必ず行います。
時には疲れていてほとんど寝てましたよね?、という時もあるような…感じですが、どんなに落ち込んでいても体調が今一つでも欠かさないようにしてしています。

続けることで習慣になりますので、好きなことに毎日必ず触れられる、というモチベーションを保つ上ではこの上なく強力な方法です。
ぜひ見つけてトライしてみてください。