星占いが当たらない。
「そうなの??」という感じで、どうもしっくりこない感。これって、自分のことなのかな?どうにもハテナマークが浮かぶ・・ということはありませんか?そんな時には、
1つ前の星座をみて、アドバイスを取り入れてみてはどうでしょうか?
雑誌やテレビで紹介されている「今月の○○座」「今日のラッキー星座ベスト5」といった内容は、「太陽星座」からの情報です。ほか、「月星座が○○座の人」「○○座の萌えポイント/向いている職業/相性の良い星座」など…自分の性格とか、向いていることなどの内容が、今一つ「そうなの??」と、「当たっていないんだけど…」と感じるなら。
1つ前の星座の情報の方が、あなたには合っているのかもしれません。
サイデリアル方式を取り入れたら
トロピカルとサイデリアルに詳細を書きましたが、
西洋占星術という、丸いホロスコープを使う場合はほとんどが「トロピカル方式」という星座の割り当て方をしています。
春分の日ー3/21あたりが牡羊座のスタートです。
対して
インド占星術という、四角いホロスコープを使う場合はほとんどが「サイデリアル方式」という星座の割り当て方です。基準点がさまざまにあるので、見方や伴う結果もそれぞれに異なります。
このサイデリアル方式の場合、3/21あたりの春分の日は、魚座が相当ーつまり、星座(サイン)が1つ前にズレるのです。
隣り合わせの星座は、カラーのグラデーションのように、赤とオレンジ/オレンジと黄色ー似たような性質がある、というわけではなく、むしろ真逆です。
星座の分け方として
- 2区分ー男性性と女性性を交互に繰り返す
- 3区分ー活動/固定/柔軟という性質を順に繰り返す
- 4区分ー4つのエレメント「火」「地」「風」「水」を順に繰り返す
「火/風」「地/水」はくっつきやすいが、隣同士ー火/地、風/水ーは合わない
どう分けても、隣同士というのは馴染みがありません。
なのに。。
トロピカル方式とサイデリアル方式、という、異なったシステムで自分の生年月日から割り出したホロスコープを見てみたら、全く違う側面が垣間見れます。
同じ「自分」、だけれど、結果が異なる自分もまた現れる…不思議ですよね。
どちらが本当か
では、どちらが「本当の自分」なのでしょう?
そんな素朴なギモンが出てくるはずです。
こういった、トロピカル方式か、サイデリアル方式かということではなく、どちらか一方でホロスコープを出した時、そこにも相反する「自分」を見つけることが普通にあります。
- 凄く積極的なのに、強烈なダメ出しをする自分
- 控えめなのに、強行突破な自分
- 知性あふれるのに、計画性なしの自分
自分って、多重人格なのか??と思えてしまうくらいかもしれませんが、人は色々な側面を持ち合わせているものです。
わかりやすく言えば、仕事とプライベート、家族と友達と初対面の人と。皆それなりに共通項はあれど、対応や振る舞いが異なってはいませんか?
物事が多面体なら、自分だって多面体ーさまざまな側面を持ち合わせています。
だから
トロピカル方式で見えてきた自分も、サイデリアル方式で見えてきた自分も、どちらも「自分」。
そして「どちらの資質を活かすのか」、どちらかを自分で「選択して」決めることができます。
新しい選択肢
なんだか占星術が「当たっていない」ような気がする、のであれば、一度サイデリアル方式を取り入れてみると良いでしょう。
自分のことを、自分ではなかなか把握できません。
それでも「そうなの??」という感覚があれば、それをやり過ごすのではなく、しばし立ち止まって自分の資質や才能を振り返ってみる良い機会です。
◆今まであなたが自分は○○座、と思っていた、その星座の資質がまだ活かせていないのかもしれない
◆いや、そこなのではなく、隣のちょっと異なる星座の資質を開花することが、先決なのかもしれない
いずれにせよ、今までの習慣、自分を取り巻く環境、それを満たすための義務感、など。
あたりまえに選択してきたけれど、あるいは選択してこなかったけれど。ここでちょっと選択肢を変える時期なのかもしれません。
ちなみに
私は、西洋占星術で「トロピカル方式」も「サイデリアル方式」も両方採用しています。わざわざ両方を見ているのは、「トロピカルな人」「サイデリアルな人」に分かれるからです。
サイデリアルな人が、トロピカルを生きていると、ちょっと窮屈になってくるのは言わずもがな。不思議ですよね。
自分はどちらなのか、を知りたい場合、基本となるのは「その星座、当たっていますか?しっくり来ていますか?」という感覚です。
あなたはいかがですか?
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