目標の未達成ー実力と適正という側面

目標や願いごとが達成しなかった時。
失望と悲しみと悔しさと。まずは、それらの感情を感じること。そして、今後を検討していくー。

その際、分けて考えたいのが「実力」と「適正」という側面です。あなたの目標達成を妨げているのはどんなところにありますか?実力なのか、適正なのか? 自分の事柄と照らし合わせて読み進めてみて下さい。 

 

実力不足

占いの世界でもあるある、とされるのが、シンプルな実力不足という視点です。
願いごとを、引き寄せの法則通りに唱えても、さらには一生懸命、精一杯取り組んだのに、それでも結果として不合格、未達成だったりすることはあります。
それは、単純に「実力が足りなかった」、あるいは、自分よりも”できる”人が周りにいたからー人数制限があれば、おのずと「上位者から」選ばれていくため、不合格ということになってしまう。
 

実力不足ではあっても、ここは「伸びしろ」が期待できるところです。
特に、年齢が若かったり、新しい分野で始めたばかり、といった時には、経験値もなく慣れていないーここから、今からどんどん伸ばしていけるのです。

次から、今から、目標達成に向かって「足りない」ところをどう強化するのか、学ぶのかを検討・実施していけば良い、という流れになります。

そこで。
ベースになってくるのが「適正」という部分です。
適正、がズレてくると、足りないという現在の実力を、なかなか伸ばすことができなくなってきます。 

 

 

先天性からの話

生まれ持った資質や才能ー生まれ持っているので「先天性」のものです。さらに、それらを活かすことで「嬉しい、楽しい」という充実感が得られ、さらには才能があるので、どんどん伸びてくるー先天性に「後天性」も加わって、個人を活かす「能力」が誕生します。 

 

これらをまとめて、ここでは「適正」と表現していますが、つまり適正があれば、ダイアモンドの原石といったところー磨けば、その環境があれば、目標達成は時間の問題です。

ところが。
この「適正」からずれたところに目標が設定されているとしたら…どうでしょうか?
 
 
向き、不向き、という視点から見ても、本人に関心があまりなく、やる気も起きないし、それが結果に輪をかけてしまい、実力が伸びなくなります。

ここで、人間は「執着」が生まれてしまうことも多く、「なんでダメだったんだ??」という「できなかったこと」にフォーカスしてしまい、できるまでトライし続けたり、あるいは、できないという自分に落ち込んでしまったりもする。
 

そもそもの設定が不向きー不適正という部分を修正する必要があります。「できない」=「ダメ」なのではなく、向いていないのです。
どう「実力」という「能力」を伸ばそうか、なのではなく、方向性を検討してみましょう。自分のダイヤモンドの原石を見つけることが先、という流れです。
 

 

ちなみに。
セッションでは「資質」「才能」ということを分析していきます。
そこで、多くの人は、とても「キラキラ✦」輝いていることをイメージしがち。自分のキラキラ✦はどこ??、と、見たこともにない自分のお宝に期待をする。

もちろん、想定しなかった自分に出会える、ということもあります。
ただ、自分の資質や才能というものは、キラキラしていることだけではなく、あたりまえで全然気にも留めなかったようなことだったり、普通に続けられたりしている何でもないコト、だったりもするのです。

 
 

自分を知ること

目標が、願望が達成しないのは
・今、実力不足だからか
・そもそも、自分の適性から外れていることだからか
これらを深堀していく必要があります。
自分自身はもちろん、マネージメントに携わる方や、子育てをしている方にもぜひ覚えておいて欲しい側面です。
誰しも、先天性と後天性から発揮する「特別」を持ち備えているのですから。 

 

そこで、
まずは適正という、自分の先天性や興味という部分を正しく、というとちょっと変な表現ですが、何が好きで、得意で、ということを知っていることが必要になってきます。

自分をよくわかっていないと、「未達成」「不合格」というネガティブな側面に執着が生まれて、先に書いたように不用に落ちこんだり、絶対やるんだ!とこれまた不用に燃え上がって、エネルギーの無駄遣いをしてしまいます。 

 

まずは「自分を知る」ことからです。
自分を知っていれば、適性をふまえてがんばれるー実力も比例して伴ってきます。
目標未達成で落ち込み気味・低迷中、という方は「対処療法のセラピー」を、
自分を知るという、根本に取り組んでみたいなと興味を持たれた方は「根本療法のセラピー」を、ぜひ検討してみて下さい。

あなたの目標達成を、応援しています!