「それはナイ!」と思うとき

スピリチュアルに限らず、何かを知ったり聞いたり、
その時に「それはナイな!」と思うことはないでしょうか?

ある/ない、これは個人の価値観によるものですが
ちょっとスピリチュアルな視点から見てみたいと思います。 

 

 

1-枠外の話

よくある星座占いやアドバイス、
「おひつじ座のあなたに向いている職業は~」
「おうし座のあなたは○○が得意!」
そういったものを読んで、「これはナイな」と思ったことは誰しも持つ経験ではないでしょうか?

いくつか羅列されている事柄で、
「ふぅーん、そうなのか」と頷くことと、
「これは自分にはないでしょ!」と、自分から外す項目。 

ナイ、違う、とはなから外してしまうー自分の眼中に入らない情報です。
実は
そこに、自分が抱えている悩みの解決法があったりするのですが
初めから選択肢を除外するので、なかなか解決法に辿り着けない、という悪循環に。。


2- 答えを引き出す

スピリチュアルの鑑定を受けたり、あるいは自身でカードリーディングしてみたり、
友人などに相談してみたりして導き出された1つの回答・提案。

どうしようか迷うから、よくわからないから、アドバイスを聞きたくて
カードやヒトに相談して出た答えを

「それはちょっとな」

という気がする、却下する。
あれ?わからなかったのではないですか?? 迷っていたのでは?

たとえば
A or Bの2択で迷って、カードを引く。
「Aがいいよ!」とカードは言っているけれど…
「えー…Aかぁ。ちょっとな」って思う。
よくある話です。

カードがA、と出たなら、絶対Aを選択すべし!
ということではなく、「ちょっとな」と思うなら「B」を選択すれば良いコト。

ではカードの意味がないじゃないか?
とも言われそうですが、そのように逆説から入って自分の気持ちを引き出すこと、はよくあります。

今までは「わからない!」
とお手上げ状態だったけれど、実は自分は答えを知っているー「ね?”B”の方がやりたいことだよね?」、
という自分の奥深くにある感情を引き出しました。

ちょっとそういった変形バージョンで、答えが出てくることもあるのです。
これもスピリットたちによる指導、という感じですね。 

 

3- 前段階の情報

2のバージョンでは、「自分で選択する」という強さが伴います。
その前段階に当たるのが「大枠、ポイントを伝える」ということ。



これは私の実例ですが
以前、「どんな仕事が向いていますか?」というお題で鑑定を受けた時、
「ブライダルコーディネーター」と言われたことがあります。
 

は?
ブライダルコーディネーター??
その昔、ブライダルエステの会社で働いていたことはありますが、
輝かしいドレスよりは、筋肉図や神経図バリバリの人体解剖図の方が萌え…
要は、あまり興味のない分野です。 

「それは…ナイだろう…いや、アリなの??」
ちゃんと調べてみましたが、やっぱりナイな、な感じでした。

 
ここでは、ブライダルコーディネーターという「職種」、ではなく、
それってどういう仕事をする人なのか? どういう才能を使うのか?
あなたの才能、こういう部分で活きるのではないですか?

そういった主旨、考えるポイントを示してくれる「それはナイ」でした。
その職種ではなくても…、という転換ですね。

 

自分がどう感じたのか

「それはナイ」という感覚、冒頭でも書きましたが、今の自分の「価値観」に合致していないことです。
とはいえ、
ナイという中に潜んでいる可能性や、ポイントがあります。

最終的には「自分がどう感じたか」
それしかありません。


顕在意識の中では見つからないことーだから思いもしないことが出てくると
「それはナイよ」
になってしまうのですが、そこからまずは小さなことを取り入れて見たりするのも良いことです。
食わず嫌い、みたいなものかもしれません。

また
その「ナイ」と思う中にこそ、打開策がある1のバージョンのような場合、
今取り入れることができなくても、またチャンスはやってきます。
スピリットたちは、どうしても気づいて欲しいことは、何度でもお知らせしてくれます。

 
そう言えば、前にもこんなことがあって…
くり返し目の前に展開されたとき、やっと「点が線になる」、あぁこれだ!、と気づけます。
だから、今無理にその気もないことに取り組まなくてもOKです。

しなければならない、の前に
自分の感覚をしっかり味わう、ということがなによりの近道ですね。