来週のサザエさんは?

国民的アニメの「サザエさん」、
見たことはなくても、知らないという人はいないのではないでしょうか?
放送の最後に「さぁて、来週のサザエさんは~??」
と、次週予告が入りますね。
今回はタイトルが「サザエさん」ではありますが、内容はサザエさんではありません、
サザエさんネタ、を期待して読まれている方、スミマセン。。

私が子供のころ、ある芸人さんがネタにされていた「来週のサザエさん」、
それが妙に記憶に残っています。
結構ブラックな内容なので、今では倫理的に問題となるでしょうが、
当時は単にネタでした。
恐らく…有名でない芸人さん、2人組だったかのコントでした。
記憶違いな部分があったらスミマセン、多めに見て頂きたくよろしく願いします。

     

 

 気になる「来週のサザエさん」のタイトル

さてさて、その芸人さんたちが紹介していた内容はこちら。

さぁて、来週のサザエさんは~?

  • 浪平倒れる
  • カツオの万引き
  • 磯野家全焼    

以上の3本でお届けしま~す♪
(タラちゃん)いたちま~ちゅ♬
・・・・・・・・・おーーい!なんやそれ!!終わってまうやんかぁ!!

 

というモノでした。
犯罪and天災ありですが、当時は笑いネタでした。
私は、スピリチュアルを仕事にするようになり、このサザエさんネタが
結構究極だな、と感じています。 

  

  

 やりたくないの…?
アドラー心理学で謡われていること
「わかっているけれどできない、それは単にやりたくないだけ」

バッサリ切られてしまいましたが、核心なのだと思います。

 
セッションをしていても
「そうなんです」
を連発される方がいる。
もういろいろなところで、似たようなことを言われているのでしょう。
「やらなきゃ」と思っていても「できない」
そうなんです、でもできていないんです、
なんで、できないのでしょうか?
 
それが、アドラー心理学的にいえば
「やりたくないから」
ということ。 
  
本人にその気がないのに
どんなに新しい情報を得ようとしても
「そうなんだよね」で止まる。
同じことの繰り返しです。 
 
でも
何か、魔法のように楽して変われる方法を探しているのか、
どんどん「何か」を探して手を広げまくる。

変わりたいの?
変わりたくないの?
変わりたいけれど、今の自分は変わらず、周りに変わってほしいの?(←100%ムリ)

 
 
 来週のサザエさんに見る天変地異

そこで、再び登場するのが「来週のサザエさん」です。
ここで謡われている3本ネタは、まさしく天変地異ーもともと災害によってもたらされる変化のことをいいますが、「ありえない」事象を指す表現としても使われます。 

 

つまり
変わりたいけれど、やりたくないから、結局変わらない。
というハザマにいる状態は、
来週のサザエさんくらいの衝撃がなければ「変われない」/「やる気にならない」ということです。 

浪平倒れる  

サザエさんのお父さん。
生計は別ですが、一緒に暮らす、居てあたりまえの心の支えの存在の人、
その人が「いなくなるかもしれない」という変化、恐怖。
これが、もし自分の家庭の大黒柱という人であれば、明日からの「生活」をどうしようか、という実質的なことにも直面させられる。

 
カツオの万引き

母親/父親であれば、自分よりもとにかく「子供の幸せを」と願う人は多い。
その最愛の子供が、非行に走る/犯罪に手を染める。
自分には何ができるのだろうか、と心底悩み、どれだけ心が痛むことか。

 

磯野家全焼

まさしくの天変地異、天災です。
予期せぬして、何もかもをも変える力がある。失うものがあまりにも大きく、
物質的だけではなく、精神的にもその打撃は計り知れない。

 

ここまでくれば
「そうなんです~」と言っている場合ではなくなり、
変えざるを得なくなり、どうしようか、という具体的な行動を
「必死で」「全力で」探し出す。 

    

  

 時すでに遅し
私たち人間には「創造性」が与えられており、
自分の人生を自分で選択して創るー創造することができます。
だから、結局何を選んでも良い。
○○をしなければならない、というものでもありません。 
 
究極に言ってしまえば
「やりたくないなら、やらなくても良い」
「やりたくなったら、やれば良いじゃん」
ということになります。 
 
とはいえ。
来週のサザエさん状態になって、やむなく変わるという場合、
時すでに遅し、ということもあります。
不可逆的変化、元の状態には戻らない。
なぜもっと、○○しておかなかったのだろうか…、
ということになっても遅いのです。 
  
私は、2回も(!)
アクシデントでパソコンが壊れ(壊し)、中身のデータを失った経験があります。
バックアップを取ろう、取ろう、取らねば、そろそろ、そのうち…
と先延ばしにしていたら、不可逆的変化の到来。
なかなかのショックです。
そういった痛い経験を経て、今では「バックアップ必須」が身につきました。
変わることができましたが、失ったデータや、パソコン本体は戻らない…
不可逆的な変化となったのです。 
 
 
 魂の道
スピリチュアルに何か解決策を求める場合、
何かしらの「変えたい」ということや、「これからの方法」を求めて、という状態だと思います。
いわば
それ自体が、「今がその時!」という合図ー行動に移して、変える時なのです。
なぜ変えるのか。
今が「魂の道」ではないからでです。
もっと自身が輝ける道がある。

 

魂の道を歩く、
ということは、自分が幸せに満ち足りる、というだけではなく
それがイコールで周りの人々への貢献ー幸せでもあるのです。
人のために、何か役に立つことをしたい、という方が若い方も含め増えていると聞いています。
そのためには、まず自分自身の道を決めることです。
だよね~、ではなく、「今」から行動するのです。

 

いつ変わっても本人の自由ではありますが、
自分で幸せを感じる時間が長い方が幸せではありませんか?
あなたの存在自体が、社会貢献になる時間を増やしたいと思いませんか?
来週のサザエさんを待たずとも、
今からぜひ、行動に移していきましょう。

 

具体的な行動に迷ったら、ぜひセッションを活用してください。