自分と会話する

引き寄せの法則とか、統合意識とか、1ヶ月後に控えた冬至という「アセンション」(次元上昇)へ向けてどう過ごすのか、とか。
本当の自分を見つけるとか、自分軸を持つとか、はたまた過去を書き換えるとか、願望達成には神々を動かすとか。

スピリチュアル界という見えない世界には様々な捉え方や実践法があります。
その中で、どの方法が自分にしっくりくるのか、ということが「波動共鳴」ということなので、まずは自分の感覚を重視して、しっくりくるものを取り入れるのが良いと思っています。

 

以前、「未来志向の落とし穴」 という記事にも書きましたが、
輝かしい、自分本来の未来を手に入れるために、と、過去ではなく未来にフォーカスすることはとても大切なのですが、その「問いかけ自体」がズレちゃってるよ??、ということも少なくありません。
自分の魂が持ってきたことは何か?
を知り、その道を歩くことが最短で最強なのです。

その道中で、具体的にどんなことをするのか、と言えば
その方のお題によってさまざまあるのですが
今回は「自分と会話する」ということを、お伝えしたいと思います。
  

   

子供のように

Child of Cups-Feeler 感じる子供

ボイジャータロットのChildー子供の感情のカードは
「Feeler」です。
子供らしく、感じたままに、それを表現する、というのが基本の意味。

子供ですから、ここでは静かにしていなくちゃならない、とか
今月はお金がないから、来月に買おう、とか
状況などを忖度するわけもなく
楽しい! 悲しい! うれしい! イヤだ! 眠い!!
と、その感情が、その場で炸裂。
ある意味、全然空気が読めていませんが
「子供のように」という、それこそに意味があるのです。

そんな風に、自分自身の感情を表現してみましょう!

といったところで、
それを現実にできる、でしょうか??

皆さんの環境はどうでしょうか?

それができれば苦労しない
できないから悩んでいる
というのが、現実なのではないでしょうか?

自分の好き嫌いという感情とは別に、
社会的な役割をこなす中で、「やらなければならないこと」を、多かれ少なかれ私たちは持っています。

  

自分自身には

そのような毎日の中で「Feeler」という感じたままを表現するような子供であること、
それができる機会、場所
があります。

「自分との会話」です。

まず、「自分自身にはFeelerでいる」と宣言しましょう。
自分を中心とした「対外」では、バランスを取るために体裁を整える社交術も時には必要。
でも、「やりたくない」とか「イラっとした」、「それってどうなの??」と
心に引っかかったことを「対内」ーちゃんと自分と会話してみましょう。

「こんなことでイライラするなんて、なんて心の小さい奴!だから自分はダメなんだ!」
「なんで私がこんなことをしなければならないのだろう?あぁそういう運命だから仕方ないのかな…」
といったように、
良い/悪いで自分を判断したり、
無理やり蓋をして、消化していないのに見なかったこととしてしまう、などがあると 、

ちょっと不思議な表現ですが
私たちの身体や感情が、やがてあきらめてしまうのです。
いやだよ、と伝えても、違和感を訴えても
だって無視されてしまうから…

Eight of Wands-Harmony 調和
オーケストラのように、個性を活かした調和

自分を否定するのではなく、自分の個性をしっかりと自分自身で認め
その中で調和をとってゆく、という姿勢が大事です。
良い/悪いという2択から離れ、「どう感じたのか」を評価せずに見てみましょう。

  

その上で、自分との会話を積極的にしてみてください。
ちょっと感じた「あれ?」という感覚を押し切らず、流さず、隠さず

「どうしてそう感じたの?」「じゃあどうすれば良かったのかな?」「どうしたいと思う?」


なかなか最初は上手に会話ができないかも知れませんが、
そんな時には「ボイジャータロット」を引いてみると、心の声が聞こえてきて
だんだんと読みこなせるようになります。

そして、一度に全て解決しようとするのではなく
どうなのかなぁ、と心の隅に置いておく、この「一時保留」も大切です
やがて「あぁそうか!」と答えが降りてくる瞬間があります。
あるいは、迷ったらセッションを受けたりで、第3者の視点での見方が入ると、意外にもあっさり自分の心の声に辿り着くことができます。

  

  

引き寄せの法則へ

そんな風に、自分との会話を進める、
自分自身にはFeelerでいる、という視点を持つと、
不思議なことに、自身の細胞の質が変わってきます。
日々生まれ変わりを繰り返している細胞たちは、「形状記憶」を持つと言われ、
「ちゃんと感情をくみとってくれる」ということを覚えたら、
違和感だけではなく、楽しいこともうれしいこともいっぱいいっぱい知らせてくれます。
楽しいね、が増えれば、自然と波動が上がり、波動の高い楽しいことばかりが引き寄せられてくることへとつながってゆくのです。
自分の世界を創れるのは自分だけです。
他の誰でもない、自分自身にはいつも正直でFeelerでいたいですね。
結果的には、それが顕在意識と潜在意識を一致させること、波動をUPさせること、生きやすくすることへとつながっています。