才能とは?ー自分の才能を振り返る

才能、ってなかなかカッコイイ言葉です。
自分の才能ってなんだろう?? ちょっとワクワクしながら、スピリチュアル鑑定に望むという人も多いでしょう。自分のことはよくわからない、だからハタからみたら自分ってどんなどろう?と、不安半分/期待半分というところ。

そこで、結構あからさまに皆ガッカリされる、という状況でもあるのですが
才能は大きく二分され、

  • 1つは、思い描くようなキラキラ光る才能✦
  • もう1つは、気にも留めていないこと

だったりするのです。
この2つめの、自分にとっては「きわめて普通な」ことが才能って…私って凡人なんですね、と勝手ストーリーが起動し、皆さんガックシ…になってしまいます。

そこで、今回は自身の持つ才能、スピリチュアルな観点から観ていきます。自分の才能ってなんだろう??ー興味のある方は、ぜひ読みすすめてみて下さい。 

 

わかりやすい才能

わかりやすい才能ー代表的なのは、特にスポーツ選手など「小さなころから抜きんでていた」ということ。身体を専門とする分野の才能は、性質的に芽が出る時期が早いとも言えますね。
人は誰でも、身体共々「老化」へと自動的に進んでいるのでうなずける話です。


身体を使った、というところで、またわかりやすいのが「芸術的な才能」でしょうか。
絵を描いたり、歌を歌ったり、あるいは楽器ー絶対音感を持っている、など。ご両親など、環境的にスポーツが身近にあったり、楽器が手の届くところにいつもあったり、などの影響からも、「自然と興味を持ち→面白くてやっていただけ」というパターンもあるでしょう。非常にわかりやすいですし、好きなこと=才能、という典型でもあります。

あるいは
世界的に有名な物理学者たちがそうであったように、小さいころから自然と数式や物理現象など、「なにか」に興味をもって取り組んでいた、ということもあります。日本では、幼少期の語学教育が盛んですし、「音」といっても「音楽」ではなく、「言語」というところで才能を発揮する人もいますね。
環境という要素もあるでしょうが、海外生活をしていなくても数か国語を自由に使える人もいます。その人の感性に引っかかる「なにか」なのでしょう。いやいや、実にうらやましい限り((+_+))

 
そういった、傍から見ても「わかりやすい才能」、これらがいわゆる✦キラキラ✦な「才能たち」のイメージではないでしょうか?

もう一つ、わかりやすい才能としては「容姿」ということもあります。当然ながら、年齢を重ねるごとに、自身の内面=外面にはなっていきますので、自分の在り方次第というのは言わずもがな。ですが、若ければ若いほど、見た目ということでのメリットは大きいですし、どうひっくり返ってもそんなに脚長くないよ?。。。って、なってしまうでしょう、普通の人は。。だからこそ、その才能を活かして、モデルや芸能の世界などで活かす、という選択が開けているのでしょう。 

 

 

わかりにくい才能

そういった、わかりやすい才能ー生まれ持った感性や技能、能力ー当然それらをベースに「努力」も重ねられて、華が咲く。

反面、わかりにくいー全然キラキラしていないようなことも「才能」だったりするのです。
例えば
「継続力」ーあなたは、ずっと毎日欠かさずしていることはなにかありますか?毎日、毎日必ずです。1日も休まずです。それをどれくらい続けているでしょうか?

あるいは、毎日毎日ではないけれども
もうずっと自然と続けていることはありますか?もう日常の中に溶け込んでいるので、「続けている」という感覚もないかもしれません。
こういった「継続すること」も、大きな才能の1つです。


実話ですが
セッションをしている中で、あるクライアントさんが言っていたことー「読書はしています。でも別に楽しいとか萌えるとか、そんなんではないし、静かに本を読んでいます。だからなに??」といささかお怒り。いえ、それって「あなたの好きなコト」であって、続けているコト自体も才能なんですが、というお話だったんですが、「それがなんなのよっっ」程度の認識であった、ということですね。キラキラ✦才能を期待されていたのか、そんな話が聞きたいわけではないっっ、といったこともありました。


続けることが苦手な人はたくさんいます。
ボイジャータロットカードの創始者・ジェームス博士曰く、「アメリカ人はスタートダッシュが得意だけれど、継続が苦手。対して日本人は、なかなか動き出せなくても、コツコツ進む継続力がすごいよね」と。博士はアメリカ人で、元大学教授の方ですから、アメリカ人の生徒さんVS日本人の生徒さんと比較してそのような感想を持たれたのでしょう。人種ということもあるでしょうし、もともとの資質/才能といった特性の話でもあると思います。 

 

そういった観点で言えば、ロジック思考で、計算や分析が得意といったことも大きな才能です。
精神科医の先生の中には、「自己肯定感?上げる必要ある??」という方も実際います。自分をしっかり分析できる才能という特色の1つ、分析できないヒトだっているよ、という話です。
これは、ボイジャータロットカードで言うところの「Negativity-否定-」のカード意味に近い発想ですね。否定、って良くないことというイメージですが、要はバランスの問題で、まだ起こってもいないリスクマネジメントには欠かせない発想です。
ビジネスでも「最悪の事態を想定」ということを控えておく必要があるでしょうし、これもめちゃくちゃ「才能」です。
但し、スピリチュアルな観点から一言「バランスに気をつけて」とだけは、付け加えておきます。 

 

 

パラドックスから見える才能の片鱗

もう一つ、ちょっとわかりづらいのですが「そんなことが??」という資質/才能という、特色を1つ。
「なんでもないコト、気にも留めていないことが才能」です。

たとえば。
もし、あなたが「身体が弱い」という性質を持っていたら?弱い、といっても体力的になのか、アレルギーがあってなのかなどいろいろありありますが、そういった方々は常に「身体に気を遣う」必要があります。
食べ物一つをとっても、アレルギーがあるかないかで、今日のご飯の選択肢ー外食の際には幅がずいぶんと変わってくるでしょう。

こういった場合、そうでないヒトと比較をするなら、気を遣わなければならない。のですが。
これは「特色」というくくりではありますが、ここがこの人の中心ではなかったりします。

対して「才能」の中心は、「気を遣わずにできること」のほうー「普通」にできること、やっていることは、かなり大きな「才能」という特色です。

身体が弱い人は、必然と身体を使わないことに日常や仕事の多くを求めるーそこに才能があり、
身体が結構丈夫で、学生時代は体育会系/大きな病気もあまりしたことないしーという方は、身体に気を遣ったことも、比較をすれば少ないでしょうーそれが、才能だからです。


気を配る必要があるー時間を費やすという視点で見れば「特色」なのですが、そういった”制限”がなく、自分の中での「普通」が「才能」という話。ちょっとパラドックス感ですが、ここにキラキラ✦才能ではない「才能」が隠れています。


 


 


いかがでしたか?
あなたには、どんな才能があるでしょうか? 今一度、自分の特性を振り返り、その才能を伸ばしてみるー使う機会を増やす、意識してみることをお勧めします。
加えて、才能は「変化・成長」します。
少しずつ、形を変えながら伸ばしてゆけます。言葉通りの「華が咲く」「開花」というイメージでしょうか?
あなたの魂が、今世のテーマとして併せ持ってきた「才能たち」、しっかり育てていきたいですね。
才能チェック、は個人セッションをぜひご利用下さい。