真実の鏡

「鏡よ、鏡、この世で一番美しいのは誰?」
白雪姫の物語での有名なフレーズ、この鏡は「真実の鏡」です。
だから質問に対しての真実を ー 1番美しいのは「お妃さま、あなたです」とか「白雪姫です」と答えてくれました。

そんな風に聞けば答えてくれる便利な鏡があれば良いですよね。
「あの人の本当の気持ちは?一番好きなのは誰?」
「これにトライしてその先はどうなるの?本当に上手くいく?」
日々湧き出る疑問や不安も、全部鏡が答えてくれる、なら「一見」生きやすそう。


「一見」生きやすそう、なのは
実は「生きにくい」から
です。

ここでの真実の鏡は、いわゆる「Yes/No」タイプという2択です。
どうしても緊急、という時には「結果」を一気に知る、ということも必要ですが、
この「Yes/No」は「結果論」のため、そこまでの
「条件」
「過程」
を含みません。

もし、○○するなら「Yes」、○○の場合には「No」、というその結果に至るまでの途中のことには触れず、単純な「結果」のみしか提示されない ー だから結局、結果を示しているようで結果ではない。
経過をどうするのか、という行動によって、その結果はいくらでも変わってくるからです。
私たち人間にしか持ち合わせない「創造性」、やはり人生は自分で創るもの。


そして、この「真実の鏡」を実はみな持っています
2択のように、単純な答えや結果を指し示す、というタイプの鏡ではなく。

Two of worlds-Reflection 「内省」

自分の周りに映し出されている世界、
それが「自分の心」「自分が求めているエネルギーの矛先」です。
つまり。
自分の周りの人たちや、環境に対しての「不満」は
自分自身に対する不満であり、
周りの人たちへ対する「嫉妬」「妬み」は
自分が欲しいと、自分には足りないと、思っていること。

自分の周りが、自分の心を映し出している「真実の鏡」です

目では見ることのできない、心を静かに見つめてみることー内省、内観、もあれば
目で見える、自分の周りに広がる現実を見渡すことも、実は同じことです

自分の何が「不満なのか」
それは「本当に」欲しいコト・モノなのか
シンプルに、「自分のエネルギーの矛先」を見つめてみましょう。
あなたは、何に対して「誠実」で「真摯」であり続けたいでしょうか?
これは、言い方を変えれば「自分軸」でもあります。
だから、答えはあれもそれもこれも、なのではなく「ひとつ」です。
あなたはどこにエネルギーを注ぎ込みますか?


それが分かれば、現実創造は
簡単、というか、楽しくなります、軽くなって動きやすくなります。
気づけば、要らないものは手放せる。
それでも本当に欲しい、のであれば「how」ーどうすれば、ということに取り組めばいい。

実は身近なところにあった「真実の鏡」、ぜひ一度見渡してみてください。
ただ灯台下暗し、身近すぎて良く見えない、ということもあります。
その場合にはセッションをご活用ください。あなたの映し出している鏡の情景を、あなたに代わってお知らせします。
見えなかったものが見えてくるでしょう。