ボイジャータロット No.13-Death-断捨離ーその先にあるもの

断捨離ー何か手放すもの

ボイジャータロットカードの大アルカナ、13番は「Death」-死です。
本当に死ぬこと、なのではなく、「断捨離」のカードと言われます。
何か手放すこと、ものがある。
長い間ずっと握っていたけれど結局使わないもの、本当にそれは必要なものなのか、このままずっとこの道をまっすぐ進んで、目的地に着くことができるのか。
 

性格にもよるのかもしれませんが、断捨離はなかなか難しい行動の一つです。
いつか使うかもしれない、いつか必要な時が来るかも、あるに越したことはない、大は小を兼ねる。
何はともあれ「もったいない」。なかなか手放すには勇気がいるものですね。
 

Voyager Tarot-XIII Death-死のカード

センターには大きなニューギニアのデスマスク
鋭くとがった鼻で、要らないものをそぎ落とします。
右隣の水先案内人は、長い間そこに座り続けているので、雪が降り積もってしまいました。
その横の道も、もう行き止まりではありませんか?

静かに自分の心を見つめ、終わりを迎えたものは手放していきましょう。
そんな、リリースを促すカードです。


 

「うらやましい」の裏側

少し視点を変えて、
あなたは身近な誰かを「うらやましい」と思ったことはありませんか
うらやましい、もう少し子供っぽく言うなら「ずるい!」と感じるような。何であの人ばっかり?あれもこれもそれも持っているのに、またこれも??
いいよね、美人だと得だよね、お金持ちはいいね、運がいいんだよね…
なんて勝手ストーリーがどんどん展開することにもなり、発展すると妬み・嫉みになります。
その感情、実は絶好のチャンスかもしれません。
うらやましいーそこに本当の自分の望みが潜んでいるからです。


 

欲しいこと VS 欲しいと思っていること

そんな時は、B’zの歌にもありますが(スイマーよ!)、思いっきり気の済むまでワナワナしながらうらやみ(歌ではワナワナまでは言っていない)、気の済んだところで、
「何がうらやましいのか」を書き出してみてください
 
 
まずはどんどん書き出す。そして次には、
「それって、”今”本当に欲しいのか、必要なのか」を吟味してみる。
そこには必ず「要らないモノ」が含まれているはずです。


なぜ必ずなのか? 私たちは変化する生き物だからです。社会が変わる、環境が変わる、年齢が変わる、決して止まることのないこの世界で、上手く自分を順応させながら皆生きています。
その中で、手に入れたもの、欲しかったのにあきらめたものー特にあきらめたものには執着が生まれ、「欲しかったのに」という気持ちだけが置き去りになってしまうものです。

 
それをあの人が持っていたら? うらやましいです。
でも、欲しかったのは過去の話で、今はもう自分には要らないモノかもしれません
それに気が付いたら。
さようなら、と手を放してしまえば、ネガティブな妬みも執着も消え去ります。
自分がうらやんでいたものは、欲しいモノなのか、それとも欲しいと「思っていた」ことなのか


 

断捨離のその先に

ボイジャータロットカードでは、Deathを含む11番から16番まで、「変容期」のカードです。
要らないものを捨て、再統合し、また捨てる、といった変化の中で
「本当に必要なこと」だけを残すーきちんと整理されてスペースが空いたところで、宇宙意識の「星・月・太陽・時間空間」が始まります。
 
 
つまり、いつか使うかもしれない何かが自分を占領していたのでは、宇宙意識が入り込む隙間がない
→ 意識の拡大、統合意識、覚醒…魂の成長がなかなか進まない状況です。

それは、クローゼットの中に洋服がいっぱいなら、もうそれ以上は入らないのと同じです。
本当にやりたいことは何だろうか、本当に欲しいものは何だろうか。
それを手に入れるためには、欲しいと思っていた・思っていることは手放してみてはどうでしょうか?
このDeathのカードがでてきた時には、そんな自分の深い部分としばし向き合ってみる。
そして、そんな気付きを与えてくれるジェラシーの感情にも感謝したいですね。

 
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